敷金は取り返せる〜少額訴訟調べました

 

敷金は取り返せる

 

敷金は返してもらえるのが通常ですが、家主からなんだかんだ言われて最終的に返してもらえる金額が減ってしまうケースがあります。

 

現状回復という言葉がキーワードになるのですが、現状回復についても通常に住んでいたのであれば、ほとんどが貸主負担なのです。

 

よく問題になるのが

 

・畳の擦り切れ

 

・タンスや家具の設置した跡

 

・壁のたばこのヤニ

 

です。

 

・畳の擦り切れは、通常の使用であったかが問題となります。毎日同じ場所に座ってテレビを見ていた。それでその畳にお尻の跡がついた場合、畳の費用は不要です。

 

畳の表替え、裏返し。借主が通常の清掃をしている場合の全体のハウスクリーニング、エアコン内部洗浄、家具の設置による凹み、設置跡。冷蔵庫などの設置による壁の電気ヤケ
根拠:http://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-201602_02.pdf(借主負担にならないと考えられる例)

 

 

ハウスクリーニング、エアコンクリーニング費用は借主負担ではありません

 

ハウスクリーニング、エアコン内部洗浄は、通常、契約時に借主負担としてサインさせられています。
ですが、契約時に不利な契約を結ばされたとしても、契約そのものが無効である法律があります。

 

借地借家法第30条(強行規定)
この節の規定に反する特約で建物の賃借人に不利なものは、無効とする。

 

借地借家法37条(強行規定)
建物の賃借人又は転借人に不利なものは、無効とする。

 

参考:http://www.houko.com/00/01/H03/090.HTM

 

なぜ、「退去時のエアコン清掃費用は借主負担特約」が横行しているのかと言うと、みんなこの法律があることを知らないからです。
みんなやってるから、大家(管理会社)さんはやっているのです。
この法律を見せてあげたら管理会社さんは「バレたか(笑)」ということで、エアコン清掃費も返してくれます。

 

 

借主負担とは、借主の故意または過失で、床を傷つけてしまった。タバコのヤニ。ペット飼育。このような場合です。
というわけで、通常に住んでいれば、借主の負担はないことが分かりました。

 

参考:http://www.j2t.jp/category/1181134.html

 

 

退去、引越しの理由→賃借物を賃貸借の目的にかなった状態で使用収益させる義務違反

 

ましてや、私の場合、契約時と比べて環境が変わったのですから、敷金は全額返してもらうつもりで色々と調べました。
※実際に、敷金は全額返還されました。

 

その理由はこちらに当たります。

【住居用建物】

 

賃貸借契約では、貸主は借主に対し賃借物を賃貸借の目的にかなった状態で使用収益させる義務を負っています。
使用収益させる義務の具体的な中身については、賃借物がマンションのような住居用建物である場合には、借主は安全で平穏に使用ができることが当然の前提としてあります。

 

従って住居用建物の貸主には一定の安全性、平穏さを保ち、円満な使用収益ができる状態で借主に建物を引き渡す義務があると解されます。
具体的には、賃借している建物の防犯対策、住居部分以外の廊下や階段の照明などの故障、郵便ポストなども対象です。
※環境が整っていない場合、これに違反するという意味。

 

 

【使用収益に必要な修繕】

 

さらに貸主は、賃貸物の使用収益に必要な修繕をする義務を負っています。
この義務は賃借物の現状を維持するために、法律上でも家主に課せられたものです。

 

部屋の中の照明器具やカーテン、消耗品類などは賃借している住居人の負担となりますが、
壊れてしまった部屋の鍵、ベランダの手摺、崩れ落ちた壁、雨漏りなどは賃貸人の負担で修繕する必要があります。

 

これを怠って使用収益させる義務を尽くさなかった場合は、損害賠償責任が発生し、賃借人が損害賠償を請求する場合もあります。

 

http://web-happy-04.info/1syueki.html#1_1

 

※家賃を払っているのだから、快適に過ごす権利があるというわけです。

 

次回以降、私自身の引越しの時のためにもメモとして残しておきます。